ツバグラのシンモズでストリートトライアル車っぽい自転車を組みました。シンモズはクロモリのストリート・ダートジャンプ用の26インチマウンテンバイクフレームです。鉄なのでアルミと比べて重量はあるのですが、そこまでストイックに乗れるわけではないので、そこは気にしなくても良いかなと思い組みました。

長めのステムで前に出したポジションであったり、推奨より肩下短めのフォークを使っている割にはバニーホップがやりやすく意外でした。クロモズ275でもそうですが、非常に癖の無い乗り味で乗りやすい自転車だと感じます。そしてクロモリ特有のしなやかさを感じます(ライディングビデオからは感じ取れないですが…)。

乗りやすいと言いつつ、慣れない自転車なので試し乗りでウィリージャンプをした際に足がタイヤにもつれて盛大に転びました笑。

クランクは庶民の味方のエコーです。頑丈で安くて大好きです。トライアルテックのバッシュガードにサーリーの固定22Tコグをクランクにつけています。BBは118mmを使ってみました。128mmと比べてコグを内側にできるので、フレームのよれが抑えれるかなと思っています。

ブレーキは Magura MT Trail Sportです。リアは通常2ポッドキャリパーのところMT5の4ポッドキャリパーに変えています。ローターはMagura Storm SL.2 180mmです。

フロントブレーキホースはコラム中通しで、リアはぐるっと1周させています。これでいつでもフットジャムテールウィップできます(私はできない)。

フロントフォークはこれまたエコーのCZARです。100mm 15mmスルーアクスルです。ゴツい見た目ですがアルミなのでそれなりに軽量です。

フロント22Tのリア18Tでギア比1.22です。一般的な26インチトライアル車と近いギア比です。タイヤクリアランスを確保するために結構後ろに引いています。ロリポップ形のチェーンテンショナーを用意したものの、溝が短いため利用できず、チェーンテンショナー無しです。ズレることはなく問題なさそうです。

ホイールは前後スパンク スパイクリムにホープのハブ、スポークはサピム ストロングという定番の組み合わせです。ホープのハブは工具なしでキャップを変えるだけで、20mmや15mmや9mmにしたりできるので、色々な自転車にずーっと使えますね。まだ壊れたことも無いです。

タイヤはContinental Race King 26 x 2.2です。クリアランスは太さ2.2のタイヤがこのフレームの限界だと思います。タイヤとリムの組み合わせがバッチリなのかタイヤが全然はめれない、外せないので、パンクしたら厄介で空気圧高めで乗っています。トライアルでは低圧にしたいこともあるので、リアホイールだけトライアルリムに変えようかなと考えています。

フロントはホープ プロ2ハブです。壊れないので色々な自転車でずーっと使っています。

ハンドルバーはInspired ハンドルバー Proです。ヘッドセットは初めて使うホワイトインダストリーズです。コロナウィルスの影響で、部品の供給が少ない自転車業界でもシングルスピードの自転車はパーツが少ないので色々選択肢がありますね。