ハンドルポジションの変化で乗り味がどのように変わるかテストしていた際、色々なハンドルを使ってみました。重たいハンドルをつけた際にトライアル的な動きがとても辛くなったので、今までやってこなかった軽量化を考える様になりました。
そしてまず最初の軽量化として考えたのはクランクなどのドライブトレインでした。
軽量化前のクランクなどドライブトレインの仕様
クランクはBMXなどで使われているProfile Racingの3ピースクランク(175mm)、BBは同じくProfile RacingのアウトボードBBでした。2016年9月から使い出して一度もガタは無く、とても満足できるクランク・BBでした。フロントスプロケットはMaderaのガードとスプロケットが一体化した25Tのスプロケットでした。
リアハブはHope Pro 2 EVO、コグは18Tでした。そこまで重さを感じたことは無かったですが、軽い部類ではないことは確かです。
変更後のクランクなどドライブトレインの仕様
クランクをフロントにフリーホイールを装着できるタイプのトライアル用クランク Echo TR クランク(160mm)で、フリーホイールは使わずにねじ込みタイプのコグ Trialtech 16TとTrialtechのスプロケットガードにしました。BBはTry-AllのISISタイプのBBにしました。リアハブはそのままHopeで、リアコグは12Tにしました。私は手足短めなので、以前より15mm短いクランクにしてみました。今回パーツは全てターティバイクで購入しまいた。送料含めても国内で買うより安いですね。
クランクなどドライブトレイン変更時に発生した問題点
変更時に想定外の問題点が2つありました。
1.リアハブのスペーサー直径が大きすぎる問題
リアハブHope Pro 2 EVOは6速まで対応しているのですが、トライアルで使うのは1速のみなので、その他のスペースにはスペーサーを入れて使っています。そのスペーサーが12Tの歯の下限に重なってしまいチェーンが奥までかからない状態になりました。取り急いぎスペーサーの直径が狭いものをコグの隣に入れて解決しました。
2.チェーンのコマ数が合わない
今回の軽量化にともなうパーツ交換でチェーンのコマ数が合いませんでした。トラックエンドのため調整幅の範囲内で収まる想定でいましたがダメでした。そのため半コマの繋ぎを利用して解決しました。
クランクなどドライブトレイン変更後の感想・まとめ
まだしっかりと乗れていませんが、試し乗りした感じ軽量化の影響は大きい印象を受けました。たかが数百グラムなのですが、鈍感な私でも軽さは実感できます。クランクの長さを思い切って15mm短くした件については、以前と比べて自転車との一体感が出て硬い感じがしました。グルグルと漕ぐともっと変化を感じるかもしれませんね。